2022寅年
今年に入り、コロナがまた・・・、
という暗い話題は置いといて、
2022年は寅年なので寅さんの一つのシーンをご紹介。
寅さんは、皆さんご存知だと思いますが商売をしています。
寅さんの甥の満男が靴を売る営業の会社に入り、
新社会人となって半年経った頃の事、
(”甥の満男”(みつお=寅さんの妹の子ども))
仕事がうまくいかず、面白くない満男に対して、
夕食を囲むテーブルでこういう会話がありました。
「そうか、商売してるかお前も・・・、仕事は面白いか?」
「面白いわけないだろう?名刺出してペコペコ頭下げてさー」
「(営業に)向いてないんだよ俺」
「叔父さんと勝負してみるか?」
「俺に、この使いかけの鉛筆を売ってみな」
「この鉛筆を????」
「そう、お前がセールスで俺が客だ。さぁ早く売れ」
「叔父さん、この鉛筆買って下さい」
「ほら!消しゴム付きですよ」
「要りませんよ!僕は字を書かないし、」
「そんな物は、全然必要ありません!以上!」
「あぁ、そうですか・・・、」
寅さんの返事:「そうですよ!」
「どうしました?それだけですか???」
「だって、こんな鉛筆売りようないじゃないか!」
「貸してみな」
ここから、寅さん流の商売を魅せるのです。
使いかけの鉛筆を寅さんはどう売るのか?
どうやったら売れるのか?
あなただったらどうやって売りますか?
このやり取りは、結論まで書きたいのですが、
長くなりすぎましたので、また近いうちに続きは書きます。
(ちなみにこちらは「男はつらいよ47作目の”背景車寅次郎様”の1シーンです)
ちなみにですが、
映画:ウルフ・オブ・ウォールストリートのワンシーンでもペン売りが試されます。
(これは実話に基づいた映画で、一人の男が商売を始めて・・・ってなお話です)
(映画:”ウルフ・オブ・ウォールストリート”より)
ただ、寅年っていうだけで書いた記事でした汗!
頼むぜジョニー!