ザ!世界仰天ニュース「薬害エイズ」

ちょいと前にテレビ『ザ!世界仰天ニュース』は、

薬害エイズ問題を取り上げていました。

 

安部英あべたけし(前帝京大学副学長)が「大丈夫だ」と言った血漿けっしょうをもとにつくられた非加熱製剤を使った血友病患者が次々にエイズに感染した。

なのに、自分の誤りをみとめずに厚生省やミドリ十字と一緒になって責任逃れをしていた。

 

これは安部だけの問題ではなく、それを告発できる状況が全くなかったというのが一番の問題で、

それは現在も存在する状況だと思います。

 

社会で「形だけのルール」は存在しても、本当にそれを全力で取り組むことはしないのが今も存在するのが今の世の中だと思います。

 

 

非加熱製剤の危険性を知っていた身近な人が安部に、

「もう非加熱製剤を使うのはやめましょう」的なことを言ったら、

 

 

「キミは一生浮かばれんぞ」と、安部が言い返したテープが残っているらしいです。

 

 

番組では「利益追求主義」と表現されていますが、(下の画像)

 

利益追求主義=資本主義

 

 

お金のために。出世のために、誰も自分のクビをかけてでも止めることができなかったのです。

自分にも会社にも得がないことをすることは「あほ」だという考えです。

 

 

『まえならえ』

 

 

 

 

いやいや、「おれは、あたしは正しいことをちゃんと意見する!」と言うかたもいるでしょう。

しかし、

自分が自分の中で、正しいと思う正義感と戦っていて悩んで、

そのことを自分のパートナーに相談したらパートナーは何というでしょうか、

相談されたあなたはなんと言うでしょうか。

 

「そんなこと黙っとき!あんたが会社クビになったらこの家のローンはどうするの?」と言われて、はいおしまい。かもしれません。

 

「あんたの正義感で食っていけるのか!」

はい。これで、とどめです。

 

 

 

「そうなんだ。悩んでいたのね。あなたは信念を貫くべきだよ。それは告発して正義を全うするのが当たり前だ。告発しなさい!」と言ってくれるパートナーはどれくらいいるのでしょうか。

 

Wikipediaにはこう書いてあります。↓↓↓

(ある教授は安部との関係について以下のような証言をしている)

 

非加熱製剤の投与を止めて、より安全なクリオ製剤に替えるべきだと思ったが、自分の学者としての将来を心配して、安部先生に勇気を持って進言することができなかった。・・・・・・安部先生の意に逆らったことをやれば、仲間はずれにされ、医師として学会でやっていけなくなるという漠然とした不安があった。当時から、非加熱製剤の使用を続けるのは誤りだと思っていた。・・・・・・私にも責任はあるが、クリオ製剤への転換という治療方針の変更は、安部先生の指示なしにはできず、先生の責任は大きい。

 

 

安部は1983年6月のエイズ研究班初会合において、「私は一人(エイズで)殺しているんです」「私は毎日、(非加熱血液製剤には)毒が入っていると思いながら注射している」「今も次から次に毎日注射している。明日にも(HIV感染者が)出るかもしれない」といった発言をしていた。

 

 

 

えさて、

この番組のMCである笑福亭鶴瓶さんの奥様(玲子さま)を知っているでしょうか?

とても粋な方です。

僕がむかーしラジオで聞いた話でうっすらしか覚えていないのですが、

笑福亭鶴瓶さんが奥様と被災地(どこの被災地だったか忘れました)にたくさんの物資を届けた時のこと、

 

被災地の物資を受け付けているところに水とかティッシュとかおむつとかお渡ししたら、

受付の人が、「住所とお名前を書いて下さい」と言ったらしいです。

そこで鶴瓶さんが書こうとすると、

玲子は鶴瓶に、

 

「そんな事はせんでいい。名前は残さなくていい」と言って鶴瓶の名前を書かせなかったらしいです。

 

玲子さんはめっちゃ粋。

 

そのラジオ↓

 

瓶さんは全世代に有名です。

それを支えている奥様の玲子さんの存在はとても素晴らしいと思いまくりでした。

 

 

鶴瓶さん生放送TVでちんちん2回も出していますけどね(笑)

 

そんな鶴瓶さん僕はだいすきです。