下の句には、『それにつけても金の欲しさよ』これでOK
むかーしの連歌師が編出した、下の句らしいです。
編出したとは、どんな上の句にも、この下の句が合うということらしいです。
『柿食えば 鐘が鳴るなり法隆寺』 それにつけても 金の欲しさよ
『 菜の花や 月は東に 日は西に 』 それにつけて 金の欲しさよ
『 いなびかり 北よりすれば 北を見る 』 それにつけても 金の欲しさよ
『 分け入つても分け入つても青い山 』 それにつけても 金の欲しさよ
えさて、
お金ってそういや、硬貨ってよくよく考えると素晴らしい旅をしています。
100円、50円、10円などの硬貨には昭和の物が今も流通していてます。
ちなみに500円玉は昭和の物は現在ほとんど流通していません。
まぁ、流通していないだけで存在はしていますが財布の中にある500円玉はほとんど平成か令和です。
それに比べて昭和三十年代や40年代の、
10円や50円100円玉はまだ見かけます。
昭和30年代とか40年代からいろいろな所を経て、今ここにあると思うとすごいです。
これは映画『ノーカントリー』でアントンシガーが言った台詞で思った事です。
自分勝手に人の命をコインの裏表で決めるアントンシガーが言います。
22年旅をして これは今 ここにある それにつけても金の欲しさよ。
金を追いかけたら幸せは逃げていきます。