刑事コロンボ『美食の報酬』のラストのラスト。
もう事件の全てが解決したあと、
犯人が刑事コロンボに質問しました。
犯人「いつから私に目をつけたんだね?」
「いやぁ、ホント言いますとね」
「初対面の2分後からです」
犯人「そんなことは有り得ない」
*犯人は刑事と出会ってすぐに自分が犯人だとバレている事は有り得ないと思っています。
しかし、コロンボは犯人にその理由を言います。
「いやいやぁ、あなたご自身ではっきりおっしゃったんですよ」
「あの最初の晩にねぇ」
「ヴィットリオが毒で死んだと聞いて、
あなたはその足で家から真っ直ぐ駆けつけて来たとおっしゃった」
犯人「そうだ、警察から来るように指示されたからね」
「んで、(あなたは)いらした」
「でもねぇ、一緒に食事をした相手が毒殺されたというのに、
あなたは医者も呼ばず、
警察の指示通り、ここへ駆けつけられた」
「病院へも飛んで行かずに、我々(警察)に応急手当をしてくれとも頼まなかった」
「ポール(ジェラード)さん・・・」
「普通なら、警察にどう言われようと、まず自分の命を心配するでしょ」
刑事コロンボで好きな会話の一つです。
ちなみに、
初対面の2分頃のコロンボはこんな表情でした↓↓
警察がコロンボに報告します。
「ひったまがった!!コロンボさん! 一緒に食事していた、ポールを呼んだら来ましたがよ」
「まこて!」