映画 家族ゲーム
1983年の映画です。
始まってすぐに、朝食のシーンでは、
次男(しげゆき)が一人で食べてて、
次に、長男(しんいち)が一人で食べてて、
父、母と続きます。
家族で一つの家に住んでいるのですが、それぞれがそれぞれなのです。
そして、次にマンションの映像が来ます。
マンションも一つの塊ですが、それぞれです。
一つの塊でも各々です。
えさて、
沼田家の次男は中学3年生で高校受験のために家庭教師としてやってきたのが吉本 勝(松田優作)です。
横並びで食べる食事のシーン。
向き合わない。
めっちゃ味のある音だし、映像だし、
味付濃目。
さて、
同じマンションに住む近所の女性(戸川純)が相談してきたとき。
同じマンションの住人の女性(戸川純)は、
この並びが嫌だと言い、向かい合って座りなおします。
向き合って(向かい合って)、
沼田 千賀子(由紀さおり)に、
自分の家族のことを相談をします。
すると、
表面上は心配されますが、
沼田家では相談に向き合っている余裕もないのです。
ラストに向かうにつれて展開を理解するのに忙しくなりますが、
めちゃくちゃ好きな展開でした。
最後に、物語をふりかえるセリフがあります。
これは家族ゲームというタイトルがばっちりはまっている映画だと思いました。
ちゅうちゅう吸う。子ども